切符収集記＆登山行記

またまた九州へ

【プロローグ】

【1日目】

伊丹を午後２時過ぎに出る便なので、今日の旅程には余裕があります。その分、今日は移動だけという行程ではあるのですが・・・。ＪＲで大阪へ出て、地下鉄御堂筋線に乗換え。千里中央まで行きモノレールに乗ったのですが、景色が良くてよろしいものの噂にたがわぬ遅さで、「伊丹からの帰りは難波までバスにしよう」と心に誓ったのでした。
飛行機はたまにしか乗らないのでチェックインにとまどいながら、なんとか搭乗口へ。私は全然知らなかったのですが、ペットボトルのチェックって厳しいのですね。金属探知機のところで、「ペットボトル持っていますか」と聞かれ、「はい」と答えたところ「出してください」と言われ、かばんからごそごそ出したらなにやら確認していました。
飛行機は順調に飛び、宮崎空港からはＪＲで延岡へ向かい明日の高千穂鉄道踏破に向けて、今日は延岡泊です。

【2日目】

今日は待望の高千穂鉄道です。列車に乗らんと延岡駅前のコンビニで飲料やら調達し、ＪＲ隣接の高千穂鉄道の駅舎へ向かうと入口に貼り紙が・・・。「土砂崩れのため全線運休」。昨晩の悪天候で起こったらしい土砂崩れに初発列車が乗り上げたそうです。駅員に、「復旧しそうですか？」と聞いてみるも「なんとも言えませんが、今日は難しそうです。」とのこと。私はこれまで、旅行時のハプニングというのはあまり経験したことがなく、お目当ての列車に乗れないというのは今回が初めてでした。気を取り直して、硬券の入場券、高千穂までの乗車券、補充券2種を購入。乗車券に硬券が残っていたというのはうれしい発見ですが、いずれまた乗りに来なければなりますまい。
このままじっとしていても仕方がないので、駅横のバスターミナルへ。と、9時40分発の熊本行き特急バスがあります。これで高森へ抜けて南阿蘇鉄道を訪問、阿蘇など眺めて延岡へ取って返し、宿をとってある青島へ行くというプランに決定。急遽予定を変更して、バスの客となります。道路は途中まで高千穂鉄道に沿って走り、途中の駅に留め置かれたレールバスの姿が目に入ったりします。
今日は本当に良い天気で、山々が美しくなかなか良い眺めです。途中、高千穂にてトイレ休憩、バスは山道を快調に飛ばし、ちょうど2時間ほどで高森に到着。
バス停から2、3分ほど離れたところに高森駅はあり、早速切符を購入。半硬券の肥後大津ゆき、肥後大津往復、補充券1種を入手。目的は達したのですが帰りのバスまでかなり時間があるので、列車で立野まで行ってみることにします。
のどかな風景の中を列車はひた走り立野着。ここから先は予定をたてていなかったことが悔やまれることになります。豊肥線で赤水へ移動。□九の軟券入手を狙ったのですが、営業時間外で空振り。しかも駅構内は人が多い上に、強い風が吹きつけ最悪でした。結局、立野まで戻り、来た道を引き返し延岡へ。高森からのバスが延岡で乗り継ぐ特急列車に間に合うか心配だったのですが、よくもまあこんな道をこんな大きい図体の車両でというハンドリングで颯爽と快走。今晩の宿は青島なので、宮崎から日南線に乗り換えて宿へ入りました。


【3日目】